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古民家とは!水回りリフォームのポイントも合わせて紹介

 

古民家再生という言葉を聞いたことはあるでしょうか。建物の老朽化によって取り壊すだけでなく、使えるものを残すリフォームやリノベーションも行われています。

 

今回は、知っているようで意外と知らない古民家についてご紹介します。

 

古民家の耐久性について

 

住宅の寿命は、住み方や立地条件、メンテナンスによって大きく異なります。木造住宅であれば、一般的におよそ30〜50年といわれています。

 

古民家はいわゆる伝統工法で建てられている建物になります。この場合、メンテナンスによって80〜100年を超えるものも少なくありません。

 

なお、豆知識として建てられてから50年以上の建物を「古民家」といいます。(国が制定する文化財登録制度による築対象)

 

古民家のメリット

主に以下のようなメリットがあります。

・間取りの広さ
・木材本来の魅力を味わえる
・伝統的
・部屋数が多い
・天井が高い
・ゆとりのある空間を自由に使える
・現代人にとってレトロ

 

古民家再生となるリフォームを行うケースもあります。本来なら100年〜は住める建物も、経年劣化やライフスタイルの変化により住みづらくなってしまうことも。

 

そのような状態の古民家を再び住居として、または宿やカフェ、食事処の店舗として利用できるのもメリットです。

 

比較的安価で購入できることも魅力でしょう。

 

民家のデメリット

古民家リフォームは、水回りや内装に手を加えるだけでなく、「耐震」「断熱」などの性能面の向上をはかる必要に。(現在の基準を満たしていないため)

 

間取り変更や基礎の補強など、大規模な工事になります。そのためリフォーム費用も高くなることがデメリットです。

 

次からは、水回りリフォームのデメリットをどのように解決すべきかについてご紹介します。

 

水回りリフォーム

下水道の設備が整っていない古民家のトイレなら、縁側の突きあたりに設置されていることが多かったり、水洗ではなく汲み取り式トイレであることも。

 

また、お風呂場も脱衣所がなく、とってつけたような間取りになっていることもあります。母屋から離れた場所に設置されていることもあります。

 

冬場は寒いだけでなく、湿気によって水回りの建材は老朽化が進んでいるので、間取り変更とともに設備交換や補強工事も必要です。

 

トイレ

汲み取り式の和式トイレが設置されている古民家なら、洋式水洗トイレにリフォームしなければなりません。古民家のトイレを交換する場合にはタンクレスにするか、タンクあり便器にするか、そこを確かめる必要もあります。

 

というのは、水道管が細いタイプが施工されている可能性が高いからです。水回りトラブルのひとつは、シャワーや水洗トイレの水圧の確保です。

 

例えば、タンクレストイレの場合には水道管から水を出して流す仕組みですから、水圧が確保できるかどうか水道管の口径なども確認しなければなりません。

 

 

お風呂

水回りリフォームで趣があるお風呂については、タイル張りのお風呂なら冬場の寒さが厳しいため設備に特化したリフォームをおすすめします。

 

なお、ユニットバスではなく、タイル風呂の場合には解体から土間コンクリートの打設工事などが必要になります。

 

キッチン

多くの古民家キッチンは土間スペースつきです。そのまま活用して、水回り設備をまとめた間取りにすると家事動線がスムーズになります。

 

おわりに

古民家にまつわる情報をご紹介しました。水回りについては古さが目立つため、耐久性の低いものから新しくしましょう。丈夫な梁や大黒柱など、古きものでも魅力的なものは多く存在します。残せるものを残し、快適な住まい環境へとリフォームするのもおすすめです。

 

耐久性の低い水回りを中心に紹介しました。ぜひ、参考に古民家再生リフォームにチャレンジしてみてください。

 

 

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