押入れをクローゼットにリフォームするための基礎知識①
収納は、家族が増えたり、子どもが成長したりといった家族環境の変化によって、
必要となるスペースや使用方法に変化が生じやすい部分となっています。
収納スペースの中で、和室の押入れを最近使わなくて困っているという方には、
押入れをクローゼットへとリフォームする方法がおすすめです。
今回は、事前に知っておくべきリフォームの種類や注意点など、基本的な知識についてご紹介します!
押入れをクローゼットに変える
押入れは、様々なものを収納でき、中でも布団を収納するためには便利な収納スペースとなっています!
しかし、毎日布団を片付けることのないベッドによる洋式の生活スタイルに変更したり、
和室が不要になってしまったりといった場合には、
現状の生活スタイルに押入れが不釣り合いだと感じてしまうケースもあります。
また、実際に生活してみると、押入れが設置されている方角によっては、
湿気や結露のトラブルが生じてしまうこともあります。
そのようなトラブルを解決する方法として、押入れをクローゼットへリフォームする方法があります。
クローゼットと一言でいっても、そのスタイルにはいくつかの種類があり、
その種類によってリフォームの方法も変わってくるため、
事前に求めているスタイルをしっかりと整理しておくことが大切です!
リフォームできるクローゼットの種類
クローゼットのそれぞれの種類の特徴をご紹介します。
中棚をなくす簡易タイプ
押入れは通常、収納空間の中央に中板と呼ばれる境界板が設置されており、
押入れの中段に作られた棚段により上下が二段に仕切られています。
一般的に押入れは湿気がこもりにくく、布団や衣類を収納することが多いかと思います。
しかし、布団収納が不要となったなどを理由に、中段を取り外して背丈の高いものを入れられるようにしたり、
段のある棚を収納スペース内に収めたりするための場所として使用したいと考える方も少なくありません。
そのような利用目的の変更を希望するケースでは、中棚をなくすリフォームがおすすめです。
扉をクローゼットスタイルに変更する
生活スタイルの変化に合わせて和室を洋風に変えたいと考えていても、
部屋の雰囲気を洋風に変えることで、押入れのふすまのデザインに違和感が出てしまうことが考えられます。
また、横開きのふすまは収納空間の出口として半分のスペースしか開くことができないため、
収納しているものによっては取り出す際に使い勝手の不便さを感じる可能性もあります。
このようなケースでは、扉をクローゼットスタイルのものに変えるリフォームを行うことがおすすめです。
ふすまをクローゼットスタイルの扉にするだけで、部屋の雰囲気は大きく変わりますよ。
ウォークインクローゼットへのリフォーム
クローゼットの利点を考慮し、部分的ではなく押入れ全体を完全にクローゼットに変更するリフォームもあります!
ウォークインクローゼットとは1、つの部屋として独立させたスペースを収納空間としたもののことです。
押入れを活用した場合のリフォームに必要となる工事としては、まず押入れの解体や撤去が必要です。
また、押入れの床は部屋として利用している箇所の床よりも弱い下地となっているケースが多いため、
薄いベニヤ板などが使用されている場合には補強工事が必要となることもあるので確認が必要です。
さらに、収納スペースの内側の壁の補強や壁紙の貼り付けも行ったり、
押入れを使用していた際に湿気や結露に悩まされていた場合には、
断熱材や湿気対策が取られた壁材などを使用することも考える必要があります。
また、クローゼット内の利用目的に合わせた工事として、
たとえば、衣類を収納するために利用する場合にはハンガーをかけることができるパイプを内部に設置したり、
かばんや小物などを置くための棚板を付ける工事も行います。
その他にも、扉の取り付けやシステム収納の設置、
結露防止や光の侵入の対策として窓のスタイルを変更したり、照明のリフォームを行う場合もあります。
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