荷物の置き場所を増やす!不足しがちな収納スペースの作り方
快適な生活に欠かせないのが収納スペースです。
間取りを見るときはリビングの広さや日当たりなどに目がいきがちですが、
実際に生活するときに使える有効スペースを広くとるには
荷物をしまっておく収納スペースが必要です。
収納スペースが足りないと部屋に荷物を置くことになり
狭い上に雑然としてしまい見た目がよくありません。
収納スペースがあってもとっくにいっぱいになってしまったという人も多いですが、
簡単に引っ越しもできません。
現状で収納スペースを増やすにはどうすればいいのでしょうか。
今回は、限られた空間を活用する収納スペースの作り方を紹介します。
見えない部分に荷物を置く
現状の室内空間にさらに収納スペースを確保する時に問題になるのが見た目の悪さです。
たんに荷物を置くだけでは散らかった印象になってしまいます。
見た目を良くしようと収納ボックスなどを用意するのもいいですが、
狭い部屋にさらにボックスを置けば使えるスペースはますます限られてしまいます。
見た目を損なわずに収納スペースを増やす方法として室内の見えない部分を活用しましょう。
例えばテレビの裏などは普段目にはいらないスペースです。
そのままにしておけばホコリが溜まるだけの無駄な空間ですが、
細長いホウキや使う機会の少ない物差しなどを置くのにぴったりな収納スペースとして有効活用できます。
収納スペースとして活用されている代表的な普段見えない場所といえばベッドの下ですが、
テレビの裏のように有効活用の可能性がある場所はたくさんあります。
いつもの視点と変えて室内を見渡して使えるスペースを見つけ出してください。
吊るすという選択肢
収納スペースというと荷物を置く、あるいは重ねるといったイメージが浮かびます。
しかし、収納方法はおいたり重ねたりするだけではありません。
新たな収納スペースの作り方としてオススメなのが「吊るす」という選択肢です。
ものを吊るすことで床面積に縛られない新たな収納スペースの可能性が広がります。
荷物の置き場所といえば床や棚だけでしたが、
吊るすという選択肢を加える事でほぼ全ての壁が収納スペースに変わる可能性が誕生します。
ハンギングラックを活用すればキッチンの天井に小物をしまえる収納スペースが誕生します。
メッシュラックとフックを組み合わせればこまごましたアイテムが壁にすっきりと収まります。
取り付けが面倒なら引き出しの取っ手に袋を吊るすだけでも収納スペースを増やせます。
吊るすという考え方を取り入れるだけで空間の可能性は一気に広がります。
上手にレイアウトして荷物を吊るせば最近流行りの見せる収納としておしゃれに仕上がります。
移動式収納で使いやすさを追求
収納スペースというと部屋の一角を占めるものというのが常識ですが、
この考えを逆転させたのが移動式収納です。
キャスター付きのワゴンやラックによく使うアイテムをまとめて収納する移動式収納は
場所を選ばず道具を使うのにピッタリの収納スペースです。
キッチン用品をまとめていれておけば作業内容に合わせて使いやすい場所に配置できるので
料理がしやすく効率的に動けます。
動線をさえぎらないよう自由に動かせるので不便さはなく、
コンロの前など普段使わないような場所を収納スペースとして使えるという大きなメリットがあります。
キッチン用品以外にも化粧品や文房具、工具類や趣味の道具など
散らかりがちなアイテムを使いやすくまとめる方法うとして移動式収納はピッタリの方法です。
まとめ
収納スペースを増やすのに必ずしも床面積は必要ではありません。
タテ・ヨコ・ナナメあらゆる方向から室内空間を見なおせば
いくらでも収納スペースとして使える場所は残されています。
単に収納だけを考えるのではなくインテリアとしての見た目や
荷物を使う時の利便性までを考えて新しい収納スペースを見つけ出し、
快適に暮らせる住まいづくりを実現させてください。
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