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普通リフォームと言うと、一軒家をリフォームするというイメージですが、

実は購入したマンションであれば所有権が購入した人にあるので

「管理組合」＝共益費を払っている所の許可さえもらえればリフォームは可能です。

なのでマンションをリフォームしたいと考えている人は許可さえもらえれば

自由自在に間取り変更が可能になるのです。

ではマンションの間取り変更の事例と費用について幾つか書いてみたいと思います。

 

 

間仕切り壁の設置

これは、子供部屋を増設したいという場合です。

子供はやはり小学生にもなると自分の個室が欲しくなるものと思われます。

もちろん家具とかで自分で間取り変更も可能ですが、

それだと物足らないという方も多いと思います。

そうゆう場合は「間仕切り壁」の設置をすることをお勧めします。

費用としては下記の通りです。

1.ドアを付ける６万円～25万円程度

2.壁付けクローゼットを付ける：10万円～48万円程度

3.ウォークインクローゼットを付ける：18万円～80万円程度

かなり値段に幅が出ますが、これには理由があります。

間仕切り変更をするには、邪魔な壁を取り払う、

天井・壁のクロスの張替、フローリングの張替等様々な付随工事がかかります。

和室を洋室に変えるという風になると襖を外し、

畳を外し、押入れをクローゼットにするという風なリフォームになります。

広い和室を２部屋に間取り変更したいのならばそこに壁を付けるという工事も加わります。

なのでどうしてもその方のニーズに応じてリフォーム費用も幅が出てしまうのです。

 

 

間仕切り壁の撤去

これは、①の例とは全く真逆です。

子供が独立すればもう子供部屋は必要ありません。

でも掃除の度にいちいちドアを開けて掃除をするのはちょっと面倒ですよね。

だったらいっそのこと間仕切り壁をなくして

広々としたリビングにするというリフォームもあります。

この場合のリフォーム費用は①よりも若干安くなります。

1.間仕切り壁の撤去：7万円～23万円程度

2.クロスや壁紙のリフォーム：３万円～６万円程度

3.クロスの張替のみ：1㎡あたり1000～1500円程度

もちろんクロスや床の張替等は必要にはなります。

子供部屋のレイアウトのままだとやはり不自然になってしまいます。

でも今回は取り除くという事がメインになるので

取り付けるというリフォームよりも少しお値段が安くはなります。

 

 

キッチンに間仕切り壁を付ける

これは古いマンションに多いのですが、

新築のマンションは最初からキッチンに壁のついているものが多いです。

でも中古マンションの際はリビングからキッチンが丸見えです。

やはりキッチンは来客者に見られたくない部分でもありますし、

壁があった方が汚れ除けにもなるので

キッチンに壁を付けるという間仕切り変更をする人も多いようです。

そしてキッチン等水回りはそのついでに設備も新しくすることが推奨されているようなので

どうしても値段が高くなります。

①キッチン：50万円～250万円程度

②浴室：50万円～150万円程度

③洗面所、トイレ：10万円～50万円程度

でもこれは設備を新しくするという事も含んだ値段になります。

間仕切り変更のみを希望される場合は

この価格よりぐんと下がる可能性が高いので業者さんと相談して下さい。

 

 

まとめ

中古マンションでも新築マンションでも購入した時点でもう自分の物です。

マンションを購入するという事は一軒家を購入するのと同じだと思います。

一生住み続ける権利を購入したのですから、

生活環境の変化に合わせて一軒家と同じようにリフォームしてあげてはいかがでしょうか。

但し共有部分もあります。

どこまでがリフォーム可能なのか管理組合との確認は必要になるとは思います。