水回りリフォームでの配管の施工はリノベーションで可能になる
パイプが詰まってしまい、シンクの排水が水漏れを起こしてしまった…そのために水道配管(給排水管)工事を行うこともあります。
しかし、配管はリフォームで交換できないといわれています。水回りリフォームをする際、設備交換だけなら問題はないでしょう。
配管工事を必要にするなら水回りリノベーションを行うことになります。今回は、そのことについて解説していきます。
リフォームとリノベーションについて
水回りリフォームの対象になるのは、キッチン・トイレ・浴室・洗面所です。しかし、配管工事までは行いません。
リフォームは、劣化した設備を修理したり新しいものに交換したりすることを指します。
劣化して不具合を起こさないよう、設備や器具を元の状態に戻すための施工です。
なので、水回りリフォームでできることは以下になります。
・蛇口やシャワーヘッドの交換
・壁紙やタイルの補修
・トイレやユニットバス、システムキッチンの交換
イメージとして目に見える部分のみです。給排水の配管を交換するとなると、壁や床板を剥がして工事します。これは「リノベーション」の域です。
専門の業者による配管工事になるので、リフォームではできないといわれています。
配管について
古い住宅の場合、給排水管に鋼管が使用されているのですが、経年劣化により配管に腐食や錆が出てきます。そのため、水がかび臭く感じたり、錆っぽい味がしたり、水圧が低くなることもあります。
また水漏れのトラブルにもなりやすいです。今の給排水管は塩化ビニル管(樹脂管)を使っています。一度交換すると、50年は耐久性があるといわれています。この場合には、一度交換すれば安心して必要なタイミングで、水回りリフォームを行えるでしょう。
なお、水道には「上水道」と「下水道」があります。それに応じて、配管も「給水管」と「排水管」の2種類にわかれています。さらに、細かくわけることもできるので、それぞれの特徴を簡単に紹介しておきます。
給水管
一般的に水道管のことです。材質は築年数の古い建物には「鋼管」が、比較的新しい建物には「樹脂管」が施工されています。先に紹介した塩化ビニル管は、錆に強く、耐食性に優れ、施工も簡単です。
給湯管
塩化ビニル管は耐食性に優れていますが、熱に弱いデメリットも。そのため、温水の配管は「給湯管」と呼ばれています。給湯管に使う素材は、耐熱性に優れたものを使用します。
排水管
下水道につながる配管です。水回りの汚水を流すためのものです。キッチンなら洗い物をした水。トイレなら用を足した汚水。お風呂なら湯船のお湯です。
排水管の劣化を放置すると、汚物や異物が詰まってしまいます。詰まりが原因で水漏れ、悪臭などを発生するリスクもあります。
水回りリフォームのポイント
水回りリフォームのポイントは、いかに費用を抑えて快適な使い方をするかに掛かっています。費用を抑えるためには、トラブルが大きくならないうちにメンテナンスをすること。
そのため、耐用年数10年を目安にメンテナンスを実施するようにし、点検をしておきます。配管工事を必要にしなければ、リフォーム費用も抑えることができます。旧配管が使われていないかを一度検査してもらい、鋼管でないことを確認しましょう。
いかがでしたか。目に見える範囲ならリフォーム。目に見えない範囲まで行うならリノベーションになることが何となく理解できたでしょう。
新築と中古住宅で異なる工法になる可能性もあるので、一度、リフォーム会社に相談してみることをおすすめします。これを機に、快適な暮らしにつなげてみてください。
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