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住宅の中で外壁は傷みが表れやすい部分です。

ふとした時に老朽が目につくこともあるでしょう。

チョーキング現象がおきていたり、色あせをしたと思ったら、

それは外壁塗装を検討しましょうというシグナルかもしれません。

 

 

外壁塗装の流れ

外壁は外気の影響を受けやすい部分です。

紫外線や酸性雨、台風の被害により劣化します。

特に色あせに関わっているのが紫外線です。

室内の床や家具が日が当たっている部分だけ色あせしているのは、よくある光景です。

外壁塗装は、まず足場の設置から始まります。

洗浄の際に近隣を汚さないためのシートを使って養生し、

その後塗装する外壁を洗浄、傷んでいる部分の補修など下地処理をし、塗装が始まります。

足場の設置は職人の安全性や美しく仕上げるためにおこなわれます。

もしなければ、作業をする人の姿勢が安定せずにたいへん危険です。

また、安定しない姿勢で作業をするとクオリティーにも影響します。

職人の技を最大にいかすため、長持ちさせるためにも必要と言えるでしょう。

 

 

外壁塗装の種類

外壁塗装で使用する塗料の種類がいくつかあります。

種類により、耐久性や費用も異なるので、事前に知っておきましょう。

まず代表的な塗料が、アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素の4種類です。

この順番に耐久性と費用が高くなると思っておきましょう。

アクリルとウレタンの特徴はリーズナブルなことです。

耐久性はほかの塗料に比べると劣りますが、施工費用が安く抑えられます。

シリコンはこの4つの中で最もポピュラーな塗料で、

耐久性と費用のバランスが取れていると言えるでしょう。

フッ素は4つの中で最も耐久性が高く、費用も高めになります。

アクリルの耐久年数が3年から8年程度、ウレタンが5年から10年程度、

シリコンが7年から15年程度、フッ素が12年から20年程度です。

費用は1平方メートルでアクリルが1,000円から1,800円程度、ウレタンが1,700円から2,500円程度、

シリコンが3,300円から3,500円程度、フッ素が3,500円から5,000円程度くらいになります。

この4種類のほかにもラジカル、セラミック、光触媒、無機塗料、ナノテクがあります。

ラジカルの耐久性が8年から16年程度、セラミックが10年から25年程度、

光触媒が10年から20年程度、無機塗料が10年から25年程度、ナノテクが10年から15年程度です。

ラジカルが1平方メートルで2,200円から4,000円程度、セラミックが2,300円から4,500円程度、

光触媒4000円から5,500円程度、無機塗料が3,500円から5,500円程度、

ナノテクが2,500円から5,500円程度くらいになります。

 

 

外壁塗装業者の選び方

外壁塗装の仕上がりは、優良な業者選びで決まります。

決める時は慎重に選びましょう。

ホームページでは、連絡先や費用だけでなく、歴史や得意としている分野なども見ておきましょう。

施工例の写真も忘れてはなりません。

写真が掲載されていれば、それをチェックしておきましょう。

希望の塗料があれば、それを扱っているか確認しておくことも忘れてはなりません。

業者により使用している塗料があり、希望の塗料が使用されていない場合もあります。

費用だけですぐに飛びつくのはやめましょう。

安いという理由だけで決めて後々後悔した…そんなことにならないよう気をつけましょう。

そして、相場を確かめておくことも大切です。

適正な費用でおこなわれているか確認しておきましょう。

業者を1社だけで決めるのではなく、それぞれ比較してメリットとデメリットを知り、選択しましょう。

 

 

外壁塗装のポイントは、塗料の種類と業者選びです。

塗料の種類がいくつかあるので、耐久性と費用を見て予算や希望に合わせて選びましょう。

業者は1つだけで決めるのではなく、複数の業者を比較してメリットとデメリットをチェックしましょう。